当たり前にできていることの中に自分の得意があった

私は器用貧乏で、苦手な事はあまり無く、ある程度の事を一定のレベル迄はできるけど、
特出して何かができるとか、絶対にこれがやりたいという事がありませんでした。

30代になった時、仕事はそれなりにこなし、自信もついてきたはずなのに、
何か満たされず、忙しくなるにつれ笑顔がなくなり、不平不満をいう自分に気づきました。

そんな時、知人から「何かやりたいことをやればいいんじゃない?」と言われ、
私はとても困惑しました。

私は何がやりたいのだろう?
考えても思い浮かばなかったのです。

敢えて好きな事を挙げるなら、音楽でした。

学生時代、鼓笛隊や吹奏楽で楽器を演奏してきましたが、

30代後半になってから本格的に学んだところで、
いったい何ができるのかと自嘲しつつ、そこにヒントを求め、

通信ですが芸術大学で勉強することに決めました。

そんな話を友人にもしていたので、ある時、その友人が
「自分を知るための講座をリードすることになったからやってみないか」と誘ってくれたんです。

そこで初めてアイアイ講座に出会いました。

アイアイ講座には、2回参加したのですが、

1回目に参加した際は、「Be」がうまく創れず、その結果、完了に納得感がでませんでした。
それ以外の内容については分かった気になっていたと思います。

その後、10年かかりましたが大学を卒業し、ぼんやりとやりたい事も浮かぶようになった時、
再度、アイアイ講座に参加する機会を得ました。

2回目の参加では、「Be」が創れ、完了も納得がいきました。
それ以外の内容については分からない所に気づく事ができるようになり、深く考えるようになりました。

また、同時期にアイアイS講座にも参加しており、これらの講座を通して、
二度手間が嫌いで、それをしなくてもいいように改善をするのが得意というような、
当たり前にできている事の中に自分の得意があったことに気づけ、

徐々にビジョンも明確になっていきました。

今は、自分はもちろん、部下や会社に勤める人達が、遣り甲斐を持って仕事ができるような
環境づくりをしたいと思っています。

その為に必要な事は何かと問いを立てた時に、
アイアイコーチング、ディブリーフ、エンロールメントとタイミングよく講座に参加できたことには感謝しかありません。

特にディブリーフが日常に欠かせないものになっています。
ディブリーフを意識した会話を心がける事で会社での会話がスムーズになり、
話の長い人との会話が短くなりました。

また、1日の終わりにディブリーフをすることで、日々の課題と解決のヒントが得られ、
それを次に活かす事で改善のスピードが早くなっています。

下地は整いました。あとは実践あるのみ。
遣り甲斐の創出に向けて問いを立て、これからも実践して行きたいと思います。

アイアイファースト講座リーダー 伊藤香奈子

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