「好きなことってなんだろう?」と自分に問いを立ててみた時に、ふっと好きなことが思い浮かぶ人と、考えても考えても、自分の好きなことが見つからない人がいます。
好きなことが見つからない人には、どんな傾向があるのでしょう?
好きなことが見つかる人と見つからない人の違いや、好きなことを見つけるヒントを紹介します。
そもそも好きなことって、どんなこと?
好きなこととは、没頭出来ること、夢中になれることです。
たとえば、時間を忘れて絵を描いたとか、編み物すると時間を忘れるとか、時間を忘れるほど没頭できること。
たとえば、キャンドル作る、カラオケに行くとか、夢中になれることは、あなたの好きなことです。
好きなことが見つかる人と見つからない人の違いは?
自分の好きなことを見つけられる人と、自分の好きなことが見つけられない人には、たった一つ大きな違いがあります。
好きなことが見つかる人は、自分に素直な人です。
好きなことが見つからない人は、自分に素直になれない人です。
自分に素直になれないとは、「好きなことってなんだろう?」と自分に問いかけたときに、
「人にどう思われるか」を気にしているために、自分の好きに正直になれていないということ。
好きなことが子供っぽいから、笑われるかもしれない。
好きなことを知られたら、バカにされるかもしれない
または、お金が無いから、時間がないから、旦那に何言われるか・・親戚に・・
こんな風に、「変な風に思われたらどうしよう……」といった、感情があるのかもしれません。
好きなことを見つけるための、最初のステップは、人の目を気にせずに、「自分の気持ちに素直になる」ことです。
自分の気持ちに素直になって、好きなことを見つけよう
それでは、自分の気持ちに素直になるための方法を紹介します。
人は人。自分は自分。
もう、邪魔する人はいません。
あなただけの世界があります。
もし、夢中になれるとしたら何をしますか?
お金も入りません。時間もあります。誰からも指図されません。
それなら・・・と考えてみて、出てきたもの。
それが、あなたの好きなことかもしれません。
そして、お店があるなら見にいく、体験しにいく。様々な状況があると思いますが、、実際にやってみて、確かめることをおすすめします。
好きなことがわからなくてもいい
「好きなことで生きていく」など最近よく耳にするかもしれませんが、
好きなことが無いとダメなのでしょうか?
「これが好きだ!」とはっきりわからなくても、良いと思います。
なぜなら、好きなことがわからなくても、実はちゃんとあなたは自分の好きなことやモノを知っているからです。
自分をよーく観察してみてください。
自分が選んできたものは好きなこと・モノ
いつも入ってしまうお店や、本屋さんで立ち寄るコーナーや、よく買うもの、色、素材、キャラクターなどありませんか?
実は、あなたはこれまでも、好きなものしか選んでいません。
好きかどうかはわからなくても、今までの人生で選んできたものは、自分が好きなものでもあるのです。
プレゼントをもらった時、これ欲しかった。今日買おうとしていた。
なんてことは、あまりないと思います。
もらった時は「嬉しい」と伝えても実際は使わなかったり、どこかに片付けてしまったりした事ありませんか?
それって、好きでは無いようです。 その反対、使っている物、時間をかけていることが、「あなたの好き」だったりします。
1番時間をかけたものは、好きなこと
あなたが今までで、1番時間をかけたコトはなんですか?
一番時間をかけたコトも、あなたの好きなことである可能性が高いです。
例えば、絵を書くとか、集めるとか、観るとか、ぼーっとするとか。
自分を観察していると、「好きなこと」は、結構出てきます。
好きな事が明確じゃなくてはいけないわけでもないです。
ですが、間違いなく、好きなモノやコトしか人間出来ないようです。
新しく何かをやってみたいけど、やっぱり好きなことがわからないなら
自分を観察してみても、やっぱり好きなことがわからない、何をやればいいのかわからない場合は、まず、やってみてください。やってみることは、なんでもいいです。
やってみることのおすすめは、
①家から出る事
②自然のある所にいく
③遠くへ行ってみる
これらの共通点は、体を動かすことです。
体は、小さい頃の記憶を持っています。
外に出て、何かに触れる事で、思い出すコトがあります。
久しぶりに行ったお店、気がつけば、20年ぶりだったり。
そういえば、あの時何かに没頭してたなとか、ふと思い出したり。
とにかく、体を動かすことです。
体を動かし、自分を観察してみる
家でYoutubeを見て、新しい世界を見ることも出来ます。
雑誌やテレビを見て、誰かが取材したものを見ることでも良いと思います。
しかし、外に出て、歩いてみると、たんぽぽがあったり、小さなお店があったり
気がつかなかったものが見えてきます。
無理に行かなくてもいいですが、やってみると、「そうだ。あれがやりたかったんだ」
などを思い出したりします。
まとめ
私も好きなことが見つからないと思っている時期がありました。
その原因は、今思うと、人の目を気にしていました。
地味な趣味や、子供の頃好きだったものを人にいうのが怖かったです。
ある時期は、好きでもないことを好きかのように振る舞っていました。
しかし、違和感がずっとありました。
でも、よく考えてみると、その子供の頃好きだったものって、大人が考えたものであり、
大人が会社という組織を作って、開発し、製品化し、販売し、消費者へ届けられる。
となると、この大人が仕事として売っているものが恥ずかしいっておかしいと思い始めました。
好きなことを見つけたいなら、自分の気持ちに正直になって、「自分の好きなものってなんだっけ?」と問いをかけてみてください。
今すぐ出てこなくても、何かの拍子にふっと出てきます。
数日後かもしれませんし、数週間後かもしれません。もしかすると、もっと長い期間が必要かもしれません。
しかし、無意識は、探し始めます。
そのヒントが目に飛び込んできます。
目まぐるしく飛び込んできます。
「これだ!」とならなくても、まずは、楽しんでみて、違うと感じれば、また問いをたてれば良いです。
無意識は嘘つけません。
人間の脳は嘘をつこうとします。
相手からこう思われていたいと自分を誤魔化そうとするからです。
でも、本当の自分ではなくなるので、しっくりこない、つまらない毎日になります。
ですが、問いを立てると脳がどう思おうと、自分が避けようと、魂が探し始めます。
なので、好きな事が見つからない人はいません。
必ず見つかります。
是非、自分の好きなことを思い出し、充実した毎日を過ごしてください。
「えーそれ私も好きです」って言われた時、本当に嬉しいですよ。