「セルフイメージって何だろう?」
「セルフイメージは、自分にどんな影響があるの?」
今回は、そんなセルフイメージに興味がある方に対し、セルフイメージが何かを具体的に解説し、セルフイメージがあなたの人生に与える影響をお伝えしていきたいと思います。
セルフイメージとは
セルフイメージとは、自分が自分自身に対して抱いているイメージの事です。
「自分とはどんな人なのか」を人は自分で決めています。
例えば、「私は何をやってもうまくいく」というイメージを持っている人もいれば、「私は何をやってもうまくいかないな」とイメージを持っている人もいるでしょう。
自分に対する自己評価が低い人はセルフイメージが低い、自己評価が高い人はセルフイメージが高いと言えます。
セルフイメージを作り上げているのは、過去の体験です。特に子どものときの記憶が影響しやすいと言われています。
セルフイメージと自己肯定感の関係
自己肯定感とは、「自分は価値がある存在である」と自分を肯定できる感覚のことです。
他者からの評価は関係なく、ありのままの自分を肯定し受け入れます。
自己肯定感の高さは、セルフイメージの高さに密接しています。自己肯定感が高く、ありのままの自分を肯定できる力は、セルフイメージが高く、そのままの自分に満足できる力に繋がっています。
自己肯定感の高い人は、ありのままの自分を受け入れているので、周りの結果や評価に影響されることも少なく、モチベーションを維持し前進することができます。
セルフイメージが低い人の特徴
セルフイメージが低い人に共通する代表的な特徴について紹介します。
・自己否定が強い
自分はダメであるというイメージが強く、常に自分のことを否定しています。
自分の価値を自分で見出すことができません。
・結果や評価に一喜一憂する
自分に価値を見出すことができないため、周りからの評価に自分の価値を重ねてみてしまう傾向があります。
結果や評価が悪いことは、自分がダメだったからと受け取りやすく、落ち込みやすいです。
・常に不安や心配がある
自分の評価が低いため、できていることより、足りない部分に目が向きやすいです。
できなかったことに気が向きやすく、不安や心配を常に持っています。
セルフイメージが高い人の特徴
セルフイメージが高い人に共通する代表的な特徴について紹介します。
・柔軟性がある
主体性があり、自分の考えをしっかり持っています。そして、自分軸がしっかりあるため、相手の意見を受け入れることも得意です。柔軟性があります。
・イマジネーションが豊かである
自分に満足感があり、発想も豊かです。閃きやアイディアも豊富で、イメージ力があります。
・粘り強く進むことができる
現状の自分をありのままに評価し受け入れることができます。今の自分に納得して、モチベーションを保ちながら粘り強く進むことができます。
セルフイメージが低い人と高い人の違い
セルフイメージが低い人は、常に他人軸に左右されています。
気分の落ち込みも激しく、結果や評価ばかり気にしてしまうのです。結果に至るまでの過程にも目が向けられず、成長のチャンスを逃してしまうこともあります。
それに対して、セルフイメージが高い人はしっかりとした自分軸があります。
今ある自分に満足し、どんな結果であっても、現状からの改善を積み重ねていくことができます。毎日が充実し、満足した日常を過ごすことができるでしょう。
セルフイメージは書き換えられるの?
セルフイメージが低い、高いに関わらず、セルフイメージに共通していることは「自分が決めている」ことです。
セルフイメージとは、過去の体験をもとに作られた、自分の思い込みである、とも言い換えられます。
なのでその思い込みに気づき、決めていることを書き換えれば、セルフイメージは書き換えることができます。
セルフイメージを書き換えるには?
セルフイメージを書き換える手順は以下の通りです。
・まずは自分を観察する
・何を思いこんでいるの?何を決めているのか?に気づく
・どうなりたいかを明確にする
・どうなりたいかをやってみる
最後に、セルフイメージを書き換えることができると、毎日が満ち溢れた日常に変化します。
自分に満足した世界を生きることの楽しさを手に入れることができるでしょう。毎日同じようにみえた日常に、奇跡が溢れだします。