「目標をたてているのに、いつも達成できない」
「目標達成ができないことを繰り返し、困っている」
今回は、そんな目標達成ができなくて困っている人に共通する理由と、達成のためにできることをお伝えしていきます。
目標達成できない人の特徴
まずはじめに、目標達成できない理由から見ていきましょう。
1.目標設定が間違っている
目標が達成できない理由として、目標設定が間違っていることがあります。その中には、目標設定が苦手だ、という方もいるかもしれません。
例えば、目標数値が高すぎる、目標達成日までの期間が短すぎるなど、目標設定が今ある自分に見合ったものではないことが考えられます。
そもそも達成できない目標を設定しているから、目標達成ができないと言えます。
2.目標設定の行動が伴っていない
目標設定をした後には、必ずその設定に合った行動が必要になってきます。
例えば、1日に〇〇件営業訪問をする、電話を〇〇件した、など直接目標達成に必要な行動があるはずです。
行動が明確ではない、行動量が足りないと、目標達成ができません。
3.目標設定の見直しの把握が不十分である
目標達成するには、実際に達成するまでの間に、ゴールからみて今はどの当たりであるか、常に把握していることが不可欠です。
例えば「月末に100万円の売上を達成する」目標設定に対して、「月半ばで達成している売上が30万円」であれば、これまでのやり方では目標を達成することができません。そこで、後半の行動を見直す必要性が出てきます。
目標に向かって行動を振り返りながら、軌道修正する柔軟性が求められます。
4.目標達成の目的が明確ではない
目標設定をし、行動しても結果がでないと「自分が怠けているからだ」と思っている人もいるかもしれません。しかし、目標達成できないのは、あなたが怠けものだからではありません。
もしかしたら、「なぜ、この目標を達成したいのか」という目的が明確ではないことが原因かもしれません。
目標設定の目的が明確でないと、行動している意味がわからなくなりモチベーションが下がるなど、行動が鈍る原因となります。逆に、目的が明確であれば、行動を後押ししてくれます。
例えば「エステの動員を100名達成する」という目標設定に対して「人生を輝くお手伝いをする」という目的があることで、動員を継続する力が湧いてくるイメージです。
目的は、行動力をサポートする役割があるからです。
目標達成のためにできる対策
1.ひとりで頑張らない
・周りの人に相談する
・チームの場合は、役割を分担してみる
自分のことは、実はよくは知らないものです。そして、人は自分のことをよく見ています。
目標達成ができないことを繰り返している場合、目標設定が自分に見合ってないことが考えられるため、周りの人に相談することをしてみましょう。
また、チームの場合は、メンバーの得意を活かすことも、目標達成に繋がります。
作戦が得意な人、スタートダッシュが得意な人、コツコツ継続ができる人、粘り強く最後までできる人、さまざまです。話し合ってみるのも面白いですね。
2.行動を整理する
・仕事の終わりに完了をつくり、次回の行動を明確にする
・達成したい目標をゴールとし、常に今いる場所の位置を把握する
行動量が不足しているからと、ただ闇雲にたくさん行動をすればいい、というものでもありません。目標設定に見合った質の良い行動が必要です。
毎日の行動を整理し、次に何をやるか明確にすることが大切になってきます。
例えば、「今日は30軒訪問した。12件契約がとれた。よくやった。または、力不足だった。」など行動、結果、それに伴う感情も書き出し、整理していきます。
1日の行動を細かに整理することで、感情を溜め込まず、数字も明確になり、力強く次の行動にうつることができます。
次に、今いる場所の確認です。
達成したい未来をゴールとし、道しるべを常に見ていく必要があります。
常に、ゴールはどこ?今いる場所はどこ?と確認し、ゴールと現時点でのギャップを埋めるための行動は何だろう?と問いかけてみましょう。
3.目標設定の目的を確かにする
・何の為にやるのか、目的をつくる
目的は、何より行動の力づけになります。
人は感情の起伏があるものです。上がれば、その後は必ず下がります。その下がった時に、支えてくれるものが目的です。
「自分は何の為にこれに取り組むのか?」
目的を持ち、常に充足感のある自分を体感してみて下さい。
最後に
「人間は、本来成功するように創られている」と言われています。
その自分を信じて、できることを行動してみましょう。