「なりたい自分って何だろう」
「目標をみつけるためには、どうしたらよいの?」
今回は、そんな「なりたい自分がわからない人」のために、なりたい自分が見つかることのメリットや目標とするなりたい自分像の見つけ方もご紹介します。
なりたい自分が見つかることのメリット
なりたい自分が見つかることのメリットは、「毎日の過ごし方が具体化され、自分らしくパワフルに生きることができる」ことです。
例えば、「英語を話している」なりたい自分がいたとします。
みなさんなら、どんな毎日を過ごしますか?
「毎日10分勉強しよう」「習い事を探してみよう」「洋楽を聴くこともいいかも」など、なりたい自分の未来に向かって、具体的に案を出すことができますよね。
ただ何となく過ごしていた日常に、自分から「これをやってみよう!」という意欲が湧いてきたり、「練習を続けてみたら、できるようになってきたな!」という充実感を味わうこともできるでしょう。
自分らしくパワフルに、日常的に自分を表現できるようになります。
なりたい自分の見つけ方
なりたい自分を見つけるヒントは、実は日常にたくさんあります。
憧れの人物をあげてみる
歴史上の人物、身近な人、映画や小説に登場する主人公、どんな方でも大丈夫です。
その人の何に憧れるのかを具体的にあげてみて下さい。
雰囲気、名言、考え方など、いろいろあげてみましょう。
共通するキーワードが「なりたい自分」を見つけるヒントに繋がります。
理想をイメージしてみる
なりたい自分がわからなくても、「こんな場所に住みたい」や「こんな仕事をやってみたい」というように理想の環境をイメージしてみることもヒントに繋がります。
その理想のイメージの私は、どんな私なのか?
やりたいことから在りたい姿を見てみましょう。
今「やりたいこと」をやってみる
今やりたいことを、理由をつけてやめたりしていることはありませんか?
例えば、時間がないから、お金がないから、忙しくてなど、理由はさまざまですが、やりたい気持ちはあるけど、実際にはやっていないことなどです。
出来ることからで大丈夫です。
理由を外して、やってみることをおすすめします。
やりたいことをやり続けると、自分の思いや気持ちに気づくことにつながります。
理由をつけて抑えてきた思いを自由に表現し、なりたい自分をイメージしてみましょう。
なりたい自分を見つけるときに大切なこと
大切なことは、なりたい自分のイメージに限界をつけないことです。
多くの人が、過去の経験から「自分にはできないのではないか」となりたい自分に限界をつけてしまいがちです。自分の発想から出てくる理想の自分は、自分の中にもうすでに存在しています。
過去を手放し自由に、なりたい自分を描いてみましょう。
なりたい自分を実現させる方法
なりたい自分を実現させるためには、「目的」と「目標」が大切です。
「人間は、本来成功するようにつくられている」と考えられています。
なりたい自分を実現する4つの条件をみていきましょう。
1.「目的」を明確にする。
「なぜ、取り組むのか?」、「何のためにやるのか?」を明確にしましょう。
目標の達成、行動力のサポート、モチベーションアップの支えとなります。目的がより明確であることが、なりたい自分を力づけてくれます。
2.目標の設定
大切なポイントは、「いつ」「どこで」「誰が」「何をするのか」を具体的にすること。
何年後という長期的なものから、1日といった短期的なものまで自由に設定できます。
なりたい自分を実現するまでの道しるべです。
3.行動する
なりたい自分のゴールに向かって動いてみましょう。目標の「何をするのか」を具体的に実行します。
4.誠実で正直、かつウソがない目的と目標の設定である
そして、設定したことを信頼します。
4つの条件を繰り返し、なりたい自分を実現させましょう。
なりたい自分が分からないとダメなの?
なりたい自分がわからないことは、ダメなことではありません。
情報も物質的な背景においても、豊かになった現代では、生きるための目的を失い、なりたい自分がわからない方が多いかもしれません。
だからこそ、一人ひとりの「個人の力」が必要とされている時代でもあります。
なりたい自分がわからないことはダメなことではありませんが、なりたい自分に出会い、生きる目的をもって、日常をより自分らしく生き生きと過ごすことをおすすめします。