人生の目的とは、「自分を動かす源」です。人生の目的があることで、「自分らしく生きること」ができます。
自分らしく生きるとは、人生の目的を明確に持ち、人生で起きていることに「意義づけ」「価値づけ」ができることです。
自分らしく生きていると、周りの環境に振り回されず、常に「自分であることに誇りを持つ」ことができます。
自分が自分であることに力づけられ、自分の在り方を知っていて「自立した人生」を生きることができるでしょう。
この記事では、人生の目的の見つけ方のヒントを紹介します。
人生の目的は見つけるものではない
人生の目的とは「自分を動かす源」です。
目標を達成させるためにとるべき行動の道筋がみえて、行動力そのものを支えてくれる力になります。
人は人生の目的を見つけようと、自分の外側に答えを見つけようとしてしまいがちです。
しかし、人生の目的は見つけるものではありません。
「なぜ生きているのだろうか」「なぜ生まれたのだろうか」という〈人生の問い〉に対し、自分で自由に決めることができると哲学では伝えています。
つまり、人生の目的は、「自分で創作すること」からスタートするのです。
「なんのために生きるのか?」という人生の問いに対し、自分で生きたい生き方を決めてみて下さい。
「〇〇な人として生きます!」「〇〇を人生で達成します」表現も様々あるでしょう。
<画像:会社員の男性が、未来に向かって何かを決心したとか、行動しているような前向きな写真を挿入>
例えば、会社員の男性が自由な生活に憧れ「私は自由に生きます!」と人生を創作します。
「自由に生きる!」と決めたことで、「経済的自由とは」「人間関係の自由とは」「家庭の自由とはなんであるか」というような多くの問いがうまれます。
それに対し、「給与の限度はあるが自分で自由に使うことができるな」「プライベートもオープンにするか、しないかは自分で選択できる」など、自分にとっての自由とは何かを探究することができるようになるのです。
不自由さを感じていた日常に、「自由とは何か」という問いが生まれたことで、人生に自由を見つけることができたのです。
どう生きたいかを決めて、その問いから生きてみることが、人生を創作することであり、人生の目的であると言えます。
自分が生きたい生き方を知るには?
<画像:未来に希望を感じるようなイメージ画像を挿入>
自分が生きてみたい生き方がわからない人は、まずは自分について知ることが大切です。
ここでは、「自分を知る」ヒントを3つご紹介します。
1.子供の頃好きだったことを思い出す
子供の頃に夢中になった遊びや好きなことはあるでしょうか。
例えば、「ヒーローごっこが好きだった人」は、誰かを「守る」ことに「喜び」や「感動」があったかもしれません。カッコいいなと憧れることにも自分を知るヒントがあります。
「ままごとが大好き」で、いつもお母さん役でお料理をしていた人は、「手で何かを作り出すことが得意」であったり、「愛情深く周りに気を配ることができる」など、自分を知るヒントがあるでしょう。
このように、何が好きだったのかを深めることで、人生で得たい喜びや感動を知り、自分が何を人生で達成させたい人なのかを知ることが出来ます。
2.まわりの人に聞いてみる
自分のことは、自分でよく分かっているようで、実はあまり知らないものです。
例えば、数字が苦手だなと思っていたり、私は人から嫌われているのではないか、ということも、まわりの身近な人に聞いてみると当てはまらないことも多かったりします。
大抵の場合は、本人が過去に経験したことや言われたことが記憶として残っていて、思い込んでいることが多いです。
改めて、自分はどんな人物であるか、周りの人に聞いてることをおすすめします。
例えば、チームの中で、リーダーシップを取る人や場を盛り上げるムードメーカーの人、それぞれの得意をお互いに知ることが、自分を知ることに繋がります。
3.興味のある偉人や主人公の背景を知る
興味を持つ人にも、自分を知るヒントがあります。
例えば、坂本龍馬に憧れる人は、時代に変革をもたらすほどの「行動力」や「決断力」に惹かれ、その「志」に自分を知るヒントがあるかもしれません。
小説や映画の主人公も、なぜその人に惹かれるのかを自分に問いながらみてみて下さい。
興味や憧れには、自分がこう生きたいというヒントが直接ある場合もあり、生きる目的の答えにも繋がりやすいです。
こんな風に自分を知ることで、自分はどういう人生にしたいのか、人生の目的や意味を創作するヒントを得ることができます。
最後に、人生の目的を創作することで、人生の意味づけを自分ですることが可能になります。自由に創ることができるのです。
自分を知り、自分を深め、味わい深い人生を生きてみませんか?
豊かな人生を手にいれましょう。